Peace Page
平和な星になるために・・・


サダム・フセインは悪い人?!

3月22日(土曜日)

世界中でイラク戦争の勃発を悲しみ憤るデモがくりひろげられていますが、ぼくの住んでいるボルダーでも、いくつかの反戦集会が開かれました。

昨夜の裁判所前での集会には、降り積もった雪をふみしめて、1000人あまりが、ローソクを手に集まりました。
様々な人々がハンドマイク片手に、ビール箱の上に立ったのですが、

「フセイン大統領は、自分や家族が爆撃で暗殺されかかっているのに、まだ原爆や生物化学兵器を使用していません。なぜかというと、イラクにはそんな武器はもう残っていないからです。でも、ブッシュ政権にとっては、大量破壊兵器が戦争の口実です。特殊部隊が生物化学兵器を砂漠に埋めて、戦車隊に発見させるというような、自作自演の芝居を打って、米国民を納得させるかもしれません」

・・・という意見が印象に残りました。


地元新聞・デイリーカメラは戦争スペシャルの号外を出しました。
記事の一部をここで紹介します。


・・・バグダッド攻撃をテレビで見ていたエリアス・アミドンはこう言った。
「心が痛んでしかたがありません。友人のチャーリーのことを考えると、まるで自分が爆撃されているようです」

アミドンの友人、チャーリー・リトキーはベトナム戦争中、従軍牧師としてただ一人栄誉勲章に輝いた英雄だ。

リトキーは24人のアメリカ人平和活動家とともにイラクに「人間の盾」としてとどまっている。アドミンは、「リトキーは今ごろ、バグダッドの孤児院にいるはずだ・・・」とこう続けた。

「もし爆撃が始まれば、リトキーは孤児たちと一緒にいたいと言ってました。アメリカにいて加害者になるよりも、バグダッドで孤児たちを抱きながら一緒に死んだほうがましだとも言ってました」

前回お知らせしたように、アメリカのテレビやラジオのほとんどは、
ますます好戦的なプロパガンダに溢れてきています。

今日(22日)に発表されたCNNの世論調査では、
なんと76%ものアメリカ人がイラク侵略を支持しているとのことです。

また、全米のラジオ局をほぼ独占しているクリアー・チャンネルは、有名なカントリーグループ「デキシーチック」の曲全部を放送禁止にしました。

その理由は、テキサス生まれのリードシンガー、ナタリー・メインが、
「わたしたちは、大統領がテキサス出身だということが、恥ずかしくてなりません」と言ったからです。ちなみに、全米で戦争賛成デモを組織しているのも、このクリアー・チャンネルです。

そんな中で、パシフィカ・ラジオとかデモクラシー・ナウのようなより公平なコミュニティーラジオ局があるのが救いです。

先ほども、カリフォルニアの一市民の作った詩を朗読していました。
それは、こんな感じでした・・・

  サダム・フセインは悪い人です。
  だから、子供たちを前に並べて懲らしめましょう。  

  サダム・フセインは、ほんとうに悪い人です。
  だから、母親たちを前に並べて殺しましょう。

  そう、サダム・フセインは悪魔のような人です。
  だから、大人たちを前に並べて爆撃しましょう。

ボルダーでは、今日は、ガソリン遅買運動の最初の日です。戦争の元凶は強欲な石油企業だということを一般市民に報せるため、数十台の車で、街中のそれぞれのガソリンスタンドに行き、2セント分のガソリンを買って、警察に立ち退きを強制されるまでねばり、また別のガソリンスタンドでねばるそうです。

また今夜は、平和サルサダンスパーティーも開かれます。怒りと無力感で絶望するだけじゃあ、戦争を止められないので、陽気に踊って、いい汗かいて、反戦パワーを盛り上げようというわけです。

また、今日はボルダーの山肌に積もった白雪に、街中から見えるように、NO WAR! とシャベルで描こうというグループもいます。

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