テロリスト訓練キャンプって、なに?

 イスラエルのシャロン首相は、1982年、ベイルートのパレスチナ人難民キャンプを襲い、1700人の一般市民を殺害した。しかし彼は、まだ戦争犯罪人として、法廷に立ってはいない。

 先日、29歳の女性弁護士が、体に爆弾を巻き付け、19人のイスラエル人の命を奪った。彼女は、イスラエル軍によって弟と、婚約者であるいとこを殺されたので、自爆テロに志願したという。

 シャロン首相はその報復に、国境を越えて、シリア国内にある「テロリスト訓練基地」を空爆した。しかし、この女性弁護士はシリアの訓練基地に行ったことなどないはずだ。
 そもそも自爆テロに「訓練」など必要なのだろうか? ただ爆弾のスイッチを押すだけに、どんなトレーニングがいるというのか? 彼女の準備は、婚約者と弟の死だけで十分だったにちがいない。  (ロバート・フィスク)
http://www.zmag.org/content/showarticle


イラクは想像するよりずっといい(ブッシュ)

 ブッシュ大統領は10月9日の演説で、「イラクの状況は、こちらで想像するよりずっといい」と語ったが、現地の米兵はそう楽観してはいないようだ。
 米国各地に「兵士のための電話相談所」があるが、ここにきて、イラク駐留兵からの電話が急激に増えているという。

 「オレは自分の銃で、自分の足を撃とうと思うんだ。そうすれば負傷兵として国に帰れるからね」
 「休暇がやっとでて、ちょっとだけアメリカに帰れるようになったけど、もしそのまま家いてイラク復帰を拒否したら、どんな罰を受けるんですか?」
 「ここイラクには、兵士の士気なんてまったくないよ。ワシントンの指導者たちは、オレたちのことなんかどうでもいいと考えているんだ。もう、このひどいありさまを何とかしようなんて気はなくなったよ」

 イラク駐留のホセ兵長は、米国に残した妻が近ごろ流産して苦しんでいたので緊急帰国を申しでた。しかし、帰米は許可されなかった。 彼は怒り、妻への手紙にこう書いた。
 「イラクにいるのがほとほとイヤになった。陸軍なんてクソ食らえだ。もう出世なんかあきらめた。わたしは任期がきれたら、絶対に兵士を辞めるつもりだ」

http://www.truthout.org/docs_03/